『ブレイクブレイド』漫画紹介

異世界ロボット戦記漫画。大好きな漫画なので紹介します。

異世界がきちんと描かれている

この世界では人々が石英を自在に加工できる上に加工した石英を動力として利用できるとしています。作中にでてくる機械や小物や建物までその前提から世界を作っています。メインはロボット同士の戦闘なのですが、ふとしたコマに見える建物の造形や小物の造形が練られていて世界に引き込んでくれます。またロボットの戦いと言ってもビームや爆発がなくロボットの素材である石英が曲がる砕けるひしゃげるなどわかりやすい物理現象として表現されていて他のロボット物にないリアリティがあります。

主人公が好青年

本作の主人公は農民出身の25歳の男性です。

主人公だけ前述した石英を動力にする力がないのですが、それにも関わらずあっけらかんとした親しみやすさがある主人公です。

主人公も含めた学生時代からの友人4人が戦争をきっかけに再開・対立するというのが物語の軸ですが、それぞれの置かれた立場が学生時代から変わってまだ若いけど年齢を重ねて変化していくことを描けていると感じます。

死の描き方が誠実

この漫画で人が死ぬときは前述したようにロボットが砕けて押しつぶされて死ぬか銃で頭を撃ち抜かれて死ぬかですが死体になるときの描写がいちいちされていることが多いです。だからと言ってリアルだというつもりもないですが、他にも埋葬のシーンが多かったり、人が死ぬことに関してのセリフや表情が泥臭い所があってそこがこの漫画のおもしろいところです。

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【サムライチャンプルー】感想

2004年放映のヒップホップ江戸時代チャンバラアニメ。最近ニュータイプで紹介されていて興味を持ったので視聴。

強い男2人と普通の女の子の旅ということで殺し合いは起こるものの陰鬱な感じではなく安心して見られるアニメという感想です。このアニメのおかげで自分の音楽プレイリストに一曲だけヒップホップが入ったw

当時のアニメオタク達には全く受けなかったそうですが自分はオタクなのでその気持ちは分かりますね。オタクからするとヒップホップって現実と半分くらいは折り合いつけてる感があって。00年代後半からアニメ趣味がメジャー化していった経緯があるのですがその前の90年代後半から00年代前半の作品特有の空気感みたいなものが好きです。この作品はけっこう異色ですがその空気感はあると思います。ノリが違うけどガンソードとかもそうですね。

音楽全般が評価されて海外人気も高いそうです。実際今見ても色褪せてる感じはしなかったので優れた作品なんだと思います。この作品が気に入った人は同監督作品のカウボーイビバップもぜひ見てほしいですね。こちらも名作です。

キャラクターはジンが好きですねー強くて優しいけど不器用で全く報われない感じでw

ジンの声優さんの演技もハマりすぎてて最高でした。

【メタリックルージュ】感想+最近見た映画

女の子!変身!バトル!

っていう感じのアニメでした。この3つの素材はよかったと思う。ウィキペディアによるとルジュが単身で戦っていく暗い物語の案もあったそうだけどどっちがよかったんだろうね。女の子要素を深めると明るい方向になり、変身とバトルを深めると暗い話の方がおもしろくなりそうということで難しいバランスだったのかもしれない。

虐げられている階級の人がいて主人公はその人達に近い立ち位置で戦っていくって物語、最近見ただけでもファイナルファンタジー16、テイルズオブアライズでも同じ構造で正直平凡な物語になってると感じます。あと3作とも主人公と仲間達だけは特殊な力を持っていて戦えるので虐げられていると言っても感情移入しにくいと思います。

挿入歌の

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

元々ガンダム好きでSEEDは一番熱心に見てたので成仏しかけるくらい最高でした。

SEEDが王道エンタメやってくれたからこそ閃光のハサウェイに興味出た。

DUNE 砂の惑星 PART2

エンタメ大作って感じ。日本で人気なくて悲しいです。SF的なおもしろいビジュアルや世界観を打ち出したPART1の方がおもしろいけどね。PART1は映画館で見逃がしたー残念。